TOKIOが塗り替えたジャニーズの歴史(1/5) | Deview-デビュー
2014年9月5日

  先日『ジャネーノ!?』で「ハーフ芸能人大集合SP」という企画があった。最近テレビでハーフの芸能人を見ない日はないが、自らもハーフのJOYがランク付けをしていた。

 バラエティのフィールドでは…という前提のようだったが、Sランクがウエンツ瑛士、SHELLY、ベッキー、ローラ。この4人は別格の“レジェンド”だとか。

Aランクは黒木メイサ、関口メンディ、トリンドル玲奈、マギーらで、女優など本業で成功していて、バラエティはたまに出ればOKな人たち。

 そして、JOY自身はBクラスの中位、ゲスト出演していたダレノガレ明美や水沢アリーらは下位で、「新しい人が出てきたら真っ先にふるい落とされるポジション」と斬った。

ハーフに限らず“代わりが利く”タレントは皆そうだ。芸能界は美人なら売れると思ったら間違いで、キレイなのは普通。その上で何を持ってるか。

 『ジャネーノ!?』では、「ハーフはタメ口が求められて内心はドキドキ」という話も出た。そこはローラの影響。しかし彼女のタメ口芸は絶妙で、「外国人感覚で敬語を知らない」とのエクスキューズだけでなく、無礼よりも笑いに転ぶギリギリのところを突く。

 意図的かどうか知らないが、彼女はツイッターでも返しがうまい。「ローラ、関西弁使って」「アニョハセヨー」、「今から英語を使ったら負けね」「OK!」などなど。頭の回転が速いのは間違いない。加えて、キャラはああでも美人で、女性にはモデルとして人気なのもポイント。父親は足を引っ張らないでくれ。

 ともあれ、昔というかベッキー以前は、ハーフタレントは「売れない」というのが定説だった。芸能界の常識がいつの間にか反転。あと、「ジャニーズは楽器を持たせたら売れない」というのもあったが、バンドスタイルでデビューしたTOKIOが今年、20周年を迎えた。(続く)


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