『GTO』の気になる生徒役たちの素顔(1/5) | Deview-デビュー
2014年8月21日

 CSで『3年B組金八先生』第6シリーズが再放送されていた。本放送は2001〜2002年だが、生徒役がなかなか豪華というか、芸能界サバイバル率が高いというか。

 性同一性障害の役で全話通じて中心だった上戸彩を始め、『王様のブランチ』MCの本仮屋ユイカ、『もしもツアーズ』の平愛梨、NEWSの増田貴久に加藤シゲアキ、仲里依紗と結婚した中尾明慶らは今もテレビなどでよく見る。

 この2年前の第5シリーズからは風間俊介と亀梨和也、3年後の第7シリーズからは濱田岳、Hey! Say! JUMPの八乙女光と薮宏太、あとは福田沙紀、岩田さゆり、黒川智花をポツポツ見る程度なのを考えると“豊作”と言える。体は女性、心は男性という難役を担った上戸彩はショートカットだった当時から凛として美しく、やはりモノが違っていたと感じる。

 学園ドラマでは現在『GTO』が放送中だ。去年の『幽かな彼女』のときも書いたが、最近の学園ドラマは『金八先生』と違い、普通のクラスなら当たり前にいる容姿が冴えない生徒(はっきり言えばブサイクとかおデブとか)がいない。美少女や美少年ばかりだ。

 『GTO』も然り。AKB48やさくら学院、bump.y、私立恵比寿中学の現・元メンバーのアイドルに映画ヒロイン、朝ドラ出演者、モデル。男子もSexy Zone、GENERATIONS、戦隊ヒーロー、JUNONボーイなどなど。目の保養にはいいが、学校のリアリティはない。今の学園ドラマにそこは求められてないのか。どうせ1クールだし?

 タレントとしては最初からレベルの高い面々だけに、13年後も活躍している人は『金八先生』第6シリーズ以上に多くなっているだろうか。確かに、気になる生徒は少なくない。(続く)


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