大人の恋愛劇と上戸彩の不倫妻役(4/5) | Deview-デビュー
2014年8月5日

 “平日昼顔妻”という主婦たちがいるらしい。家事をきちんとこなしながら、平日に夫を会社に送り出した後の昼間に、別の男性と不倫に走るという。

カトリーヌ・ドヌーヴ主演の映画『昼顔』の、昼は売春婦、夜は貞淑な妻…という主人公が語源とか。

 そんな不倫妻をテーマにしたドラマが『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』だ。主演は上戸彩。

『半沢直樹』では、半沢がどんな状況でも明るく支える理想的な妻を演じたが、今回は昼顔妻。最初は「不倫なんて私は絶対しない」と言っているのだが。

 彼女を不倫に導くセレブ主婦役で、吉瀬美智子が共演。

こちらも実際に夫と子供がいて、理想のきれいな奥さん的イメージが強い。放送開始前、この2人をインタビューさせてもらった。

 2人の共演は8年前の『アテンションプリーズ』以来。このときは1話で、吉瀬が演じたCAに上戸が出会ったことで自らCAを目指したが、1クールの本格的共演は初めて。ウマが合うようで「初日から気を遣わなくて、もうドラマ終盤ぐらいの良い関係」(上戸)とのことだった。

 不倫ドラマということで、インタビューはやりにくい面もあった。どこまでツッコんでいいものか。

テレビ局の広報担当からも「実際の家庭生活には触れないでください」と釘を刺されたが、具体的な話をしなくても、上戸はダンナ=EXILEのHIROも知ってるだけに、生々しくなってしまう。

 2人も2人で「不倫の質問は怖い。『共感できる』と言ったらまずいよね」などと話していたという。

2人とも、吉瀬演じる利佳子の「結婚して3年も経てば、夫は妻を冷蔵庫同然にしか見ない」とのセリフが印象的だったとか。そして上戸は、自らなかなか大胆な発言もしてくれた。(続く)


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