美少女アイドルがホラー映画に出る理由(2/5) | Deview-デビュー
2014年7月25日

 AKB48の入山杏奈が主演映画『青鬼』の舞台あいさつで、岩手での事件以来、初めて公の前に姿を現した。

事件では入山と川栄李奈が被害に遭う。川栄は『めちゃ×2イケてるッ!』の「期末テスト」企画で最下位となり、おバカキャラで脚光を浴びたが、このとき1位だったのが入山。美人のうえに才女だ。

 舞台あいさつで入山は右手にギブスをしつつ、「この年の瀬の忙しい時期に」とボケた。そういうことを言うキャラではないのだが、心配していたファンに元気になったとアピールしたかったのだろう。

 『青鬼』はダウンロード無料の人気RPGの実写化。洋館に閉じ込められた高校生たちが、不気味な青鬼に追われながら脱出を図るストーリーだ。入山は映画初主演で、演技自体、『マジすか学園』など48グループのドラマ以外では初めて。映画の仕事が決まったとマネージャーから聴きながら、「主演」という言葉が出てきて「何それ?」と思ったという。初主演に不安が大きかったと。

 クールビューティーな彼女だけに、ホラーのわりに絶叫シーンはない。それでも撮影前には、怖がる顔を鏡の前で練習した。「私は表情があまり顔に出ないので」と。成果は劇中に出ていた。

「日常では本当にテンションが一定で、だからこそ変幻自在に変わりたい願望はあります。前は演技がうまくないから恥ずかしがっていた部分があったんです。それが向上心に変わり、何とかうまくなりたいと思うようになりました」

 ヴィジュアル的には女優っぽいだけに、さらに殻を破って今後も映画やドラマで活躍してほしい。美形女優といえば、堀北真希などもデビュー当時はよくホラーに出ていた。(続く)


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