AKB48グループいちの“ブス”の健闘(2/5) | Deview-デビュー
2014年7月3日

「SKEの須田亜香里って、握手会が神対応にしてもブサイクすぎないですか? なんで人気なんですか?」

 AKB48の総選挙で昨年の16位から10位に上がり連続で選抜入りした須田亜香里について、知り合いの女性がこんなメールをしてきた。そこまでブサイクでもないと思うけど…と返したら、「いやいや。ひどいですって。あれで10位って、きっとイイ子なんでしょうね」と。けなしてるのか、ホメてるのか。

 ともあれ、須田は48グループきっての“釣り師”と呼ばれている。

握手会でファンを作る神対応。“ダスノート”と呼ぶノートに常連の名前や特徴を書いて覚えてるとか、いくつかの伝説的なファンとのやり取りがネットでも出ているが、納得がいく。

 というのも、彼女は自分たち取材者にも神対応だから。

SKE48の取材はリリースごとに、選抜メンバーから何人かずつ各媒体に割り振られて行う。自分のSKE48取材で、彼女がメンバーに入っていたのは過去3回ぐらい。個別で話を聞いたことはない。

 なのに、別メンバーの取材に行ったスタジオの廊下ですれ違うと、「こんにちはー!」と満面の笑顔で駆け寄ってきた。こっちは顔を覚えられてるとも思ってないから、後ろに彼女の知り合いでもいるのかと思ったら、自分に挨拶してくれたのだった。ビックリ。ファンにもこんなふうに接しているなら…。

 今年の選抜総選挙開票イベントは、雨の味の素スタジアムで行われた。ステージには屋根があるが、観客はレインコートを羽織り、雨に打たれてながら観覧。

10位で名前を呼ばれた須田はスタンドからマイクを抜き取り、「皆さんだけを濡れさせるわけにはいきません!」と屋根の下からステージ前方に出てスピーチを始めた。こういうところもファンの心をつかむ。ブサイクであろうとも。

 今回の総選挙では“48グループ一番のブス”も大健闘した。(続く)


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