乃木坂46という美しい世界(4/5) | Deview-デビュー
2014年6月2日

 AKB48が30歳以上の期間限定メンバーを募集した「大人AKB48オーディション」で、37歳の主婦・塚本まり子が選ばれたが、発表会見で島崎遥香が彼女へのアドバイスを求められ、「握手会が大変です。私はムリ」と発言していた。

 彼女は“塩対応”を売りにしているところがあり、他のメンバーが言えないぶっちゃけ話はマスコミの食いつきも良いが、AKB屈指の美形で運営からも推されつつ、トップランクに届かないのは、ファンの受けがイマイチだからか。

だって、本人に「ムリ」と言われた握手会に行くファンの立場は…。

 片や乃木坂46は、きれいな子が揃っているうえ、握手会では神対応。

一番の美形で『Ray』モデルも務める白石麻衣も、すごく気さくだという。自分は取材したことはないが、撮影したカメラマンなどから「本当にいい子だった」という声をよく聞く。

 あんなにきれいな女の子たちが、そんなにやさしくしてくれたら…。AKB48ファンが冷やかしで来て、そのまま抜け出せなくなることも多いらしい。傾向として、特定のメンバーの推しになるより、グループ全体のファンになる“ハコ推し”が多い。

 西野七瀬の控えめ発言に触れたが、乃木坂46は他にも控えめなメンバーが多いらしい。

『デ☆ビュー』の取材でも「『これは誰がやる?』と言われたら、誰も手を上げなかったり」(生駒里奈)、「任せられたらちゃんとやるんですけど、一つのイスを全員で奪い合ったりはしません」(深川麻衣)などと話していた。

 グループの空気感自体に惹かれ、ハコ推しが増えるのだろう。

清楚感も特色で、ミニスカートの多いアイドルグループの中で、乃木坂46は膝丈の制服衣装がハマっている。そんな乃木坂46の世界観は、楽曲にも体現されていて。(続く)


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