乃木坂46という美しい世界(2/5) | Deview-デビュー
2014年5月29日

 乃木坂46はAKB48の公式ライバルとして2011年に結成された。AKB48と同じく、秋元康氏が総合プロデュース。

 プロジェクトが発表された日、ノースリーブス(高橋みなみ、小嶋陽菜、峯岸みなみのユニット)のイベントと会見があり、この件に関する質問も出たが、当時は“○○48”的なネーミングのまがい物が多く、高橋は「またそういうのができるのかと思ったら、本物なんですか?」などと逆質問していた。

 なぜ“乃木坂”かというと、ソニーミュージックからデビューしたから。乃木坂にある同社ビルにグループ会社のデフスターレコーズが入っていて、AKB48も元はここからメジャーデビューした。

 当初はセールスがイマイチ。それがキングレコードに移籍した途端に売れて国民的グループに。

デフスターからは在籍時の楽曲のMV集が出され、タイトルが『逃がした魚たち』と自虐的だった。そのリベンジも込めた、公式ライバルの立ち上げ。

 そんなわけで、オーディションの選考基準もAKB48とは違っていたようだ。

AKB48は“クラスで5番目にかわいい子”を集めたと伝えられているが、乃木坂46にはクラスで1番、いや学年で1番の子を集めた印象がある。

 AKB48と比較するまでもなく分かる、ビジュアルの良さ。

選抜組だけでなく、アンダーのメンバーまで含めて。ミスマガジン2011グランプリの衛藤美彩や日テレジェニック2011の“ベスト妹賞”の井上小百合など、元から“プロ”だった美形どころが、アンダーや3列目に控えているほど。

 ただ、これまではアイドルグループでビジュアルのレベルが高すぎると、むしろマイナス要因になることが多かった。(続く)


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