AKB48グループ「大組閣」への異議と期待(6/6) | Deview-デビュー
2014年3月25日

 「みなさんに心配をかけてしまい、すごく反省しています。今はすっかり元気だから安心してね!」。大組閣でSKE48移籍と発表されて崩れ落ちた佐藤すみれは、翌日にブログで前向きな心境を綴った。「自分からは怖くて進めなかった道。みんなが背中を押してくれるから、私は新しい環境で新しい仲間たちと頑張っていくことに決めました!!」と。

 NMB48移籍となって号泣した藤江れいなも同様。「泣いてたのはNMBが嫌とかじゃなくて、びっくりしちゃっただけです。むしろ、私NMB好きだし!」としている。AKB48在籍7年だけに、「AKBじゃなくなってしまうのは凄く悲しいです」ともしながら。

 時間を置いて冷静になったとはいえ、ステージで号泣したのは、AKB48から“要らない”と宣告されたような悲しさや悔しさからだったと思う。たぶん、多くのサラリーマンも経験したことのある気持ち。

 藤江は選抜総選挙では33位→40位→40位→32位と推移している。後輩がどんどん台頭している中、よく踏みとどまってきたと思う。2011年のじゃんけん大会では、決勝で篠田麻里子に敗れたが2位。今年に入り、小規模作品ながら舞台、映画と主演作も続いた。

 AKB48屈指の美脚で、左脚のふくらはぎにホクロがある。いや、つい脚を見ちゃうので、気づきました。それはともかく、目立たないけど、いろいろ頑張っているのだ。Google+では「22時の嫁」と題し、毎日私服をアップしてたり。「些細なことでも、やっていれば何かしらチャンスが回ってくるかもしれないので」と話していた。

 大阪の地は彼女に何をもたらすのだろう。何か一つでも、存在感を見せてくれれば。この春、人事異動で地方に転勤するサラリーマンたちもいる。東京から移って彼らの心の支えになるぐらいの活躍をして、転勤族のアイドルを目指すとか?
(終わり)


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