2014年2月26日
伝説のグループの名前を17年ぶりに受け継ぎ、去年夏にPLAY×LIVE「1×0」で舞台デビューした東京パフォーマンスドール。連鎖公演として12月までにエピソード1〜5を完遂した。年明けにはアンコール公演も実施。
結成時のメンバーは中2〜高2の10人で平均15歳(1月に1人が退団)。オーディションで選ばれ、たまたま全員出身地が異なる。当初はそれぞれの方言が通じないこともあったそうで、大分出身の脇あかりが“食べよう”という意味で「食べろー」と言ったら、“命令?”と思われて微妙な空気になったり。
今は全員、上京して寮生活をしている。まだ中高生、地元から出てくる際はドラマのようなこともあったそうだ。
リーダーの高嶋菜七は兵庫出身。上京の日、新大阪の新幹線ホームに母親と弟と一緒に来たら、20人もの友達が見送りに集まっていて。「そんなに来てくれると思わなくて、ワーッと泣きました。泣きながら新幹線に乗って、席でみんなからもらった手紙やアルバムを見て、さらに号泣」だったとか。
同乗したのが、和歌山出身の橘二葉ら2人。中学生の橘たちは泣くのをこらえていたが、号泣する高嶋に釣られ堰が切れたようにワンワン泣き出した。周りの乗客に不審がられながら、新幹線で泣き続ける3人。名古屋からはさらに、上西星来も乗ってきた。
「私もホームで両親と妹に手紙を渡したら、涙が出てきました。新幹線に乗ったら泣きやまなきゃ…と思ってたら、席で3人が号泣していて。他のお客さんには、また泣いてる子が乗ってきて“何があったんだ!?”という目で見られてました」
4人で泣いてる間に東京に着いたそうだ。そして、激動の日々が始まった。
(続く)
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