舞祭組の女性グループ版を作るとしたら(2/5) | Deview-デビュー
2014年1月27日

 『キスマイBUSAIKU!?』に、以前から後ろの4人をイジっていたSMAPの中居正広がゲスト出演した際、「4人の曲を作ってあげるよ」と言って誕生した舞祭組。ファンは番組で“ブサイク”に馴染んでいたが、一般の人にはジャニーズで“ブサイク”と名乗るユニットのインパクトは大きかったようだ。

 デビューシングル「棚からぼたもち」は中居が宮下兄弟と共に作詞・作曲。兄の宮下浩司は過去に「マル・マル・モリ・モリ!」も書いている。ユニット名から振付け、PV監督も中居が手掛け、事実上のプロデュース。業界的なことを言えば、キスマイもSMAPを育てた敏腕女性マネージャーの担当だ。

 “たしかに輝きはない”“僕たち四人で大丈夫なのか?”などと自虐に溢れるこの曲、CD発売は通常水曜のところを、金曜に発売して2日のハンデがありながら、AKB48じゃんけん選抜に続くオリコン2位となった。売上げは13.3万枚。前月にKis-My-Ft2が出した「SNOW DOMEの約束/Luv Sick」が26.8万枚で1位だったから、半分ぐらい。

 舞祭組はこの曲のプロモーションで、朝4時からの生番組にまで出演と奮闘していたが、トークでも自虐ネタが面白かった。

「キスマイのライブで手を振ったら、お客さんが『キャーッ!』と盛り上がってくれて。上機嫌で振り向いたら、玉森が投げキスをしていて“こっちか!”と」(宮田)

 『キスマイBUSAIKU!?』では、舞祭組として歌番組に出た感想を「カメラが僕らを追ってきた」(横尾)、「いつもは俺らがカメラを追ってるのに」(二階堂)とも話していた。

 こうした企画モノは一発だから面白い面もあるが、4人の認知度は上がったし、ファンはいつも後ろの4人が前に出て嬉しかったはず。ということで、女性アイドルグループでもこんな企画を組んで欲しい“後ろの子たち”がいる。
(続く)


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