舞祭組の女性グループ版を作るとしたら(1/5) | Deview-デビュー
2014年1月24日

 昨年12月、Kis-My-Ft2から“後ろの4人”で結成したユニット・舞祭組(ぶさいく)がデビュー。シングル「棚からぼたもち」がオリコン2位となった。

 キスマイは元より巷で「ジャニーズなのにブサイク」とささやかれ、それを逆手に『キスマイBUSAIKU!?』というバラエティ番組が生まれた。とはいえ、フロントの3人=藤ヶ谷太輔、玉森裕太、北山宏光は個々にドラマ主演などもしている。ブサイクイメージを醸し出してる(と言われてる)のは、後列の4人=横尾渉、宮田俊哉、二階堂高嗣、千賀健永だ。

 同じグループなのに3人と4人では曲衣装も違い、後ろ4人はバックダンサー並みの扱い。カッコよさを磨く趣旨の『キスマイBUSAIKU!?』では言動までブサイクで、やっぱり3人の引き立て役になっている。それが番組的には面白いのだが。

 この番組では、“ドライブデート帰りのカッコいいキスの仕方”“カラオケ中に彼女へステキなメッセージ”などのお題に対し、各メンバーが考えた行動をドラマ風に演じて、一般女性が順位付けする。見た目が判断基準ではないのに、やはり1位は藤ヶ谷や玉森が多く、7位は二階堂や宮田が多い。

 お正月スペシャルの“初詣で彼女を喜ばす願いごと”でも、玉森が「今できることをマイコ(=彼女)にたくさんしてあげられますように」「みんなにお似合いと思われるカップルになれますように」と願って、“愛を感じる”“努力する姿勢が嬉しい”といったコメントが付いて1位。  片や宮田は「初詣は1年ぶりだね」に“当たり前だ!”から始まり、賽銭を投げて「チャリーン」に“バカみたい”、「今年もマイコがごはんをいっぱい作ってくれますように」で“全くキュンキュンしない”“ごはん以外に願いごとないの?”と散々で7位だった。でも非モテの男としては、そんな4人に親近感が沸く。
(続く)


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