ジャニーズから“遅咲き”で光る生田斗真(2/5) | Deview-デビュー
2012年12月10日

 ドラマ『遅咲きのヒマワリ』でオープニングテーマ「あなたに」(モンゴル800のカバー)を、メインキャスト7人がリレーで歌っている。歌い出しは主演の生田斗真。“うまいじゃん”と思った…という話を知り合いのジャニヲタ編集者にしたら、「当たり前です!」と怒られた。「斗真クンはジュニアの頃から、歌がうまかったんです!」と。失礼しました。

 生田はジャニーズでは、嵐の松本潤や二宮和也、それに山下智久らと同期。少し上には滝沢秀明や今井翼もいて、ジャニーズJr.の黄金期と言われていたそうだ。この顔ぶれを見れば納得。そんな中で生田は「気がついたら嵐が結成されて、自分は落ちこぼれた」と、以前『しゃべくり007』で話していた。

 嵐のデビューは1999年。2002年には滝沢と今井が満を持してタッキー&翼としてデビュー。同じ年に生田はジュニア内で、山下、風間俊介、長谷川純と共にFOUR TOPSというユニットを結成している。ファンには「タキツバの次はこの4人組」と思われつつ、翌年にNEWSがデビューして、山下がイチ抜けの形となった。

 歌はうまいし、小顔でスタイルも良くてステージ映えする生田だったが、ジュニアきっての人気者ながら、デビューの機会には恵まれなかった。ちなみに、ファンには知られてる通り、ジャニーズではCD発売を持って“デビュー”とされ、ジュニアから卒業となる。「デビューorデッド(=死)」なんて言い方もあるらしい。

 でも、生田はジャニーズ内で初めて、この慣例を破った。
(続く)


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