2012年9月4日
ジャニーズのタレントは“ジュニア”として活動を始め、グループを組んでCDデビューする時点で、すでに各メンバーにファンが付いて認知されている。
だが、男性やファンでない女性にとってはやはり、最初は“誰が誰やら”の世界。自分の場合だとメンバーのソロ活動、特にドラマを通じて1人1人知っていくことが多い。
たとえば関ジャニ∞なら、錦戸亮はNHK朝ドラ『てるてる家族』の石原さとみの相手役として前から知っていたし、大倉忠義は『ヤスコとケンジ』の広末涼子の弟役、横山裕は『ザ・クイズショウ』のクールなTVディレクター役で認識した。
だから、ドラマではニコリともしなかった横山が、バラエティでブワーッとしゃべり倒してる姿に、ちょっと驚いたり。役とは違うから当然なんだけど。
そして最近気になるのが、前回も触れた『ボーイズ・オン・ザ・ラン』で主人公の田西敏行を演じている丸山隆平だ。
田西は27歳で女性とつき合ったこともなく、極度のビビリで小心者。何かというと腹が下ってトイレに駆け込む、情けない男だ。しかもワーワーわめくので、見苦しいことこの上ない。でも、どこか共感してしまう。
このダメダメな田西を丸山が見事に情けなく演じている。
花沢健吾の原作マンガ通りのメガネ姿で、顔面が崩れそうなオカシイ表情を連発し、心の七転八倒を表現。本人は「僕はもともと超二枚目というキャラでもないですし」と語っているが、関ジャニとはいえジャニーズがここまでやるとは。なにせ喧嘩に乗り込んでウ○コを漏らすぐらいだ。
そんな中でも、好きになった女性のために少しずつ変わっていく田西に、毎週目が離せない。
正直、自分はこのドラマ以外の丸山をほぼ知らない。共感しながら観ている男性にも、同じ人は多いかも。てなわけで彼の素顔を、ちと業界内リサーチした。
（続く）
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