夏ドラマで発揮されているメガネの力(1/5) | Deview-デビュー
2012年8月27日

 甲子園の夏の高校野球でベスト16入りした、沖縄代表の浦添商。

浦添といえば、仲間由紀恵の出身地だったなと。

今やトップ女優の彼女のデビューのきっかけは、地元TV局の単発ドラマにチョイ役で出たことだった。

 レコード会社が各地方のTV局と組み、出演者も地元から募って制作した「エリアコードドラマ」に、中3だった仲間が応募。

「友達がデパートに置いてあった募集のチラシを見せてくれて」という。数百人の応募者から選ばれ、沖縄テレビが放送した『青い夏』というドラマで、飯島直子の妹を演じる。

出番は多くなかったものの、出回った写真が関係者の間で、ちょっとした騒ぎを起こした。

 このエリアコードドラマを仕掛けたのは、フジテレビで『オールナイトフジ』『夕やけニャンニャン』などをプロデュースした笠井一二氏。

オーディションで当時の仲間を見た印象を「目がきれいで色が白い、透き通った感じの美少女。数多くオーディションをしてきた中でもズバ抜けた人材」と振り返っていた。

 そして笠井氏は仲間を、『夕ニャン』時代から懇意のプロダクション尾木・尾木徹社長に紹介。

尾木社長は即、沖縄まで会いに行き、仲間も尾木プロにいた工藤静香が憧れだったこともあり、所属が決まった。

 自分も彼女のCDデビューの際、業界向けコンベンションに行って、2ショットのポラを撮ってもらったりした。

おとなしそうな女の子だったけど、ヴィジュアルは本当にもう“なんてきれいな…”と見惚れてしまうほど。

 そこまで逸材だった仲間だが、ブレイクまで意外と長くかかっている。デビュー当初は迷走が続いて…。
(続く)


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