AKB48選抜総選挙の“誤算”(1/7) | Deview-デビュー
2012年6月15日

 日本中が大騒ぎしたAKB48選抜総選挙。卒業するエース前田敦子が参加辞退した中、大島優子が2年ぶりに1位に。

 ゴールデンタイムのAKB48レギュラー番組『なるほどHS』や前田の主演ドラマの視聴率が冴えず、AKB人気はテレビでは発揮されないかとも思われていたが、この開票イベントの生中継は18.7%、瞬間最高は28.0%(指原莉乃のコメント場面)を記録。

やはり国民的アイドルへの関心は一般レベルでも高い。

 会場の日本武道館へ取材に入ったが、報道陣も700人越え。今年はカメラマン以外の記者、ライター席はステージの真後ろに。

目の前には高い壁がそびえているだけ(過去1位の前田と大島の肖像画が掛けられていたセットの裏です)。ステージは見えず、大半の客席も見えず。現場にいながらモニターで観覧という。

 そのモニターからも離れた席の記者は、ワンセグで生中継を観ていて、意味のない現場取材に。まあ、一般のお客さんがギッシリの中、150人を越える記者の席を用意してくれとも言えないが。会場の熱気は肌で感じられたし。

 カメラマンも170以上の媒体が撮影に入った中、プレスエリア内のどこから撮れるかは抽選で、順番に良い角度の位置を陣取って行く。

まったく余談だが、『月刊デ☆ビュー』の水野副編集長は2年連続で5番を引き当てた。

何たる強運。

他社のプロカメラマンを差し置いて前から撮り、ひんしゅくという話もあるが。

 ところで、総選挙翌日の朝日新聞社会面に、興味を惹かれる記事が出た。今回の総選挙で、あるメンバーに1人で2700票を入れたという会社員が、実名を出して取材に応じていたのだ。
(明日へ続く)


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