AKB48ドキュメント映画の衝撃(3/6) | Deview-デビュー
2012年3月14日

 AKB48で、研究生から正規メンバーに昇格した9・10期生で結成されたチーム4。キャプテンには大場美奈が任命された。

 映画『DOCUMENT of AKB48 Show must go on』では、この件に関し、チームBキャプテンの柏木由紀が「私と同じだと思った」と語っている。

人を引っ張るタイプでなく自分のことで精一杯なのに、キャプテンを任された戸惑い。チームAキャプテンの高橋みなみは「島田晴香がキャプテンをやりたがっていたから、バランスが難しくなりそう」と。

 AKBファン以外には状況が分かりにくいだろうから、補足する。

AKBでは8期生が全員、研究生から昇格しないまま抜けて、9期がいきなり研究生の筆頭に。

このときリーダーを買って出たのが島田だった。

「年齢が上だった3人から、(横山)由依が先に昇格して、美奈は引っ張るタイプでもないから、私が行かなきゃダメかなと」

 これは自分が直接島田にインタビューしたときに出た言葉だ。

中学のテニス部で部長を務めていた彼女は、高橋みなみに通じる統率力と、チームKキャプテン秋元才加に通じる体育会気質を持ち合わせ、新チームのキャプテンにもうってつけと思われた。

 しかし実際に指名されたのは、「引っ張るタイプでもない」大場美奈。

理由はたぶん人気だろう。

昨年の選抜総選挙で、当時研究生ながら35位に入った大場をチーム4の“顔”にしたいとの目論み?

 ところが、その大場が元カレと撮った昔のプリクラが流出。“恋愛禁止ルール”に触れると、即謹慎する事態に。

『DOCUMENT of AKB48』で、この話まで取り上げていたことに驚いた。普通は蒸し返さず忘れられるのを待つことを、あえて映画に残すとは。

 この映画ではさらに、チーム4内の人間模様に踏み込んでいく。
(明日へ続く)


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