2012年1月19日
モーニング娘。が黄色いひよこ衣裳で、12人体制初のシングル「ピョコピョコ ウルトラ」をリリースする。
2011年に9期・10期と新メンバーが加わった中、まず9期の鞘師里保がファンの人気を呼び、夏に早くもソロ写真集を出した。道重さゆみが「かわいくてギューッとしたくなる」とデレデレの13歳。
確かに、あどけない顔立ちで笑顔や仕草の一つ一つがかわいい妹系。順調に行けば、将来のエースだろう。
さらに先物買いで注目は、10期の工藤遥と佐藤優樹の小6コンビ。2人ともスマートな正当派美少女。お子ちゃま系でなくタイプは違うが、かつての辻希美&加護亜依的な起爆剤になるかもしれない。
前にも書いたが、工藤は小学生とは思えないしっかり者なのに対し、佐藤は中身はいかにも小学生なド天然。そこも双子的だった辻・加護と違い、コントラストがある。
メンバーたちはすでに、「まあちゃん(佐藤)は面白い」と口を揃える。候補者たちがしのぎを削った10期オーディションの合宿中、課題曲の歌詞を必死に書き写して覚えていた飯窪春菜に、「まあちゃんにも全部ひらがなで書いて」と頼んだとの逸話も。
新曲の取材でも「“重い腰を上げる”って逆上がりをすることですよね」などと話していた。振付を見て、そう思ったらしい。まだ面白さがキャラとして機能してないが、小学校で毎年クラス委員を務めた工藤と、うまく行けばいいコンビになると思う。
老舗のモー娘。がそうした変革期にあった中、新興アイドルの代表格として2011年を彩っていたのが…。
(明日へ続く)

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