2012年、AKB48の独走は止まるか?(3/6) | Deview-デビュー
2012年1月18日

 AKB48がマンモス化する一方、他のアイドルグループにも様々な動きがあった2011年。
巻き返しを図る本流のモーニング娘。らハロー!プロジェクトは、攻めの姿勢が目についた。

 モー娘。は1月、4年ぶりに実施した新メンバーオーディションの合格者を発表。4人が9期として加わった。と思いきや、半年も経たず10期メンバーを募集。さらに4人が加入する。計8人のうち7人が小・中学生。フレッシュさが格段に増した。

 11月には、モー娘。にBerryz工房、℃−ute、真野恵里菜、スマイレージと全所属アー ティスト28人が合体したハロー!プロジェクト モベキマスとして「ブスにならない哲学」をリリース。この総力戦、売上げ的には同日リリースのAKB48内ユニットNot yetに及ばない結果に…。

 しかし雑誌でも、人気タレント2人を“夢の豪華対談”などとうたって表紙に持ってくると、意外とそれぞれの単独表紙の号より売れなかったりする。

 華やかさや目新しさはあっても、実際にお金を出して買うファンからすれば、お目当てのタレントの扱いが2分の1になってる感覚だからか。足せば良いものでもない。

 モーニング娘。は1月25日に、10期メンバーが加わって初のシングル「ピョコピョコ ウルトラ」をリリースする。衣裳は全員ひよこの着ぐるみ。卒業した高橋愛に替わりリーダーとなった新垣里沙は「10年目でひよこになるとは」と笑っていたが、小・中学生中心になった今のモー娘。だからできること。そして、この新体制のモー娘。には注目すべきポイントがある。
(明日へ続く)


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