2011年12月8日
モーニング娘。の10期メンバーに選ばれた4人の1人、工藤遥は小学6年生。ハロプロエッグとして活動してきた傍ら、学校では1年生から毎年、学級委員をしてきた。「休み時間は遊んでるより、行事のこととか話し合いをするほうが好きです」という。
美少女ぶりはエッグでも目を引き、すぐファンもついたが、幼さを売りにするのでなく、小学生にしてお父さんのような世代のファンの想いもしっかり受け止めている。10期オーディションを振り返り、「エッグから唯一最終候補に残って、ファンの方の期待に応えなきゃと思ってました」と、何度も繰り返した。
その一方、候補10人の合宿では「この中で一緒にメンバーになる子がいるから、自分だけ良くてもダメ。みんなでいいものを作ろうと思いました」と。とても小6とは思えない度量の広さ。
お披露目となった武道館では、ミュージカルの会場で販売されたばかりの彼女のバースデーTシャツを着ていたファンも。 「勇気づけられましたけど、元気をもらってる場合じゃなくて。私が元気と笑顔を届けなきゃ、と思ってます」
何たる意識の高さ。繰り返すが、これが小6の女の子の発言とは。その上で特上の美少女と来てれば、順調に行ったら将来は間違いなくモー娘。のエース。アイドル界のトップも夢じゃない。ハロプロの最終兵器。
それにしても、彼女や佐藤優樹が生まれたのは1999年。「LOVEマシーン」が大ヒットした年だ。つまり彼女たちはデビュー時のモーニング娘。を知らない世代。本当の意味での新生モーニン娘。が始まる。
(終わり)

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