モーニング娘。の逆襲を担う新メンバー(4/5) | Deview-デビュー
2011年12月7日

 モーニング娘。の10期メンバーがオーディションで選ばれ、10月の日本武道館でお披露目された。高2の飯窪春菜、中3の石田亜佑美、小6の佐藤優樹と工藤遥。

 これまでの新メンバーの選び方を見てると、何人か同時に入れるときは、9期でイチ早く人気の出てる鞘師里保のようないかにもかわいい子と、キャラの立つ子を組み合わせてるような印象があった。

 ところが今回の10期は、4人が4人ともかなりの美少女。AKB48がクラスで5番目ぐらいにかわいい子を中心に採り、光を放ち出す過程を見せているのに対し、生まれながら華を持つ子を押し出して、差別化を図る意図か。

 それに佐藤以外は、すでに何らかの芸能活動経験者。工藤はハロプロエッグ出身。飯窪は北乃きいらの事務所に所属して雑誌モデルをしていたことが。石田は仙台のローカルアイドルDOROTHY LITTLE HAPPYのバックダンサーを務めていた。これもAKB48からの覇権奪回へ向けた即戦力重視?

 中でも逸材ぶりが際立つのが12歳の工藤だ。何しろかわいい。エッグでの経験が1年半あって、モー娘。加入前から新垣里沙や田中れいなとミュージカルで共演している。10期4人での雑誌撮影では、最年少ながら「はい、並ぼう!」などと引っ張っていて。

 小学生にして引っ張るというと、SKE48結成当初の松井珠理奈が思い浮かぶ。ただ彼女は外見も大人っぽく小学生に見えなかったが、工藤は見た目は小柄で小動物のように愛らしい。なのに精神的には相当大人なことが、取材での発言からも見て取れた。
(明日へ続く)

 
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