2011年11月15日
AKB48のレギュラー番組『なるほど!ハイスクール』のスペシャルで、「元アイドルがAKB48にモノ申す」とのコーナーがあり、 おニャン子クラブ出身の新田恵利や生稲晃子が「秋元康にだまされるな」と話していた。
おニャン子もAKB48と同じく秋元氏が仕掛人で、彼女らが言わんとしたのは「秋元先生に頼って自分の力を付けておかないと大変なことになる」と。
新田は「ブームは必ず去る」、生稲は「おニャンが終わると、まったく見向きもされなかった」と振り返った。その経験を踏まえてのアドバイス。
AKB48の個別握手会で自分の前に長い列ができる。仮にAKB48がなくなっても、自分個人のファンがこれだけはいる。理屈はそうでも、実際はそうならない。AKBの中での人気と、いちタレントとしての魅力は別物なのだ。だから、おニャン子で一番人気だった新田も卒業後は続かなかった。
元おニャン子の発言を受け、高橋みなみが「(AKBブームは)今年の夏までか来年までかと、よく話してます」と言い、峯岸みなみは「個々のスキルを一生懸命上げてます」と話していた。現状を浮き足立たずに見ているなら、いいと思う。
新田は「自分=おニャン子というイメージを破るのは難しかった」とも語っていた。グループでの人気が高まるほど、その後の展開が難しくなるパラドックス。意外と峯岸ぐらいのポジションのメンバーが、長く芸能界に残るのかも。AKB48のXデーはそんなすぐに来ないだろうけど、何が起こるかは分からない。そのとき彼女たちは…。
(明日へ続く)

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