2011年10月24日
アイドリング!!!のメンバーオーディションでは、書類審査後の面接に1人30分以上取る。
普通はせいぜい5分だから、かなり長い。
この中で質疑応答して歌や特技も見るが、何がポイントなのか? 門澤Pによれば、実はうまい・ヘタはあまり関係ないという。
「恥ずかしがっても、緊張していてもいい。その場でやり切れるかどうかが大事です」
これは、アイドリング!!!がテレビ番組をベースにしてることが大きい。
門澤Pらスタッフも多くがテレビマン。
「テレビは瞬間、瞬間が勝負。刹那のタイミングをきっちり生かせないと」
特に『アイドリング!!!』の場合、バラエティとして体を張る企画も多いだけに。ちなみに門澤Pは『アイドリング!!!』以前には『人志松本のすべらない話』の立ち上げなどに関わっている。
そして、これもテレビ的に大事なことだが、グループの人数も多いだけに他のメンバーとキャラがカブらないかも重視。
橘ゆりかは当時いなかった関西出身でトークが立つ。
今は空回りキャラだが顔立ちもきれいでスタイルも良かった。
伊藤祐奈は引っ込み思案で力が抜けるような話し方をしてたが、内側から華が感じられ、やはりそれまでアイドリング!!!にいないタイプだったとか。
いずれもうなずけるところだ。
ただ、ちょっと思ったのが、アイドリング!!!はテレビで成立するのが前提な分、アイドルグループとしてのブレイクのカセにもなってるのではと。
はっきり言えば、近い時期に生まれたAKB48と差がついた要因なのではと。
その辺のこともあえて聞いてみた。
(明日へ続く)
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