2011年9月27日
今年もTIFを引っ張ったのはアイドリング!!!。
20人揃ってのステージはもちろん、1〜4期生それぞれのライブにも観客を集めた。
さらに菊地亜美らは他のアイドルのステージのMCも頻繁に務め、トークでも華を添えた。
アイドリング!!!はAKB48の1年後に結成。
ライバルとして比較され、コラボしたAKBアイドリング!!!でCDリリースしたこともあるが、その後両者には大きな差がつく。
とはいえ、AKBがあまりに大きくなっただけで、アイドリング!!!もセールスなど決して悪い状況ではない。
TIFでも20人の息が揃い、ワクワクさせ続けるステージは抜群の盛り上がりだった。
そして、ハロプロから唯一参加した真野恵里菜。
ハロプロもアイドル界の天下をAKBに 獲られた形だが、TIFに参加した全アイドルの中でも、素材感でいえばまのえりは飛び抜けていた。
“会いに行けるアイドル”に親近感はあるが、彼女はハロプロ王国の姫とでもいうか、生まれ落ちての美少女ぶり(20歳にはなったが)。
59組も出演した中で、メジャーなソロ歌手は彼女のみ。
彼女だからこそ幾多のグループにたった1人で対峙できる。
ステージでは「アイドルって素晴らしいんだぞ!と知ってもらいたくて臨んでます」と語り、大きな拍手を浴びた。
そんなこんなで、多くのアイドルファンの夏の終わりの思い出となったTIF。
フィナー レの夜の野外ステージでは、アイドリング!!!、風男塾、バニラビーンズ、YGA、THEポッシボーのコラボで「風になりたい」「ワンナイト・カーニバル」などカバー曲を歌い、最後の最後までファンと盛り上がった。
AKB48の活躍は素晴らしい。
だが、1人勝ちだと飽きられたら終わり。
他にもいろいろなアイドルたちが頑張ってこそシーンの活況は続く。
来年も、再来年もTIFが続きますように。
(終わり)
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