夏の終わりのアイドルフェスで見えたもの(2/5) | Deview-デビュー
2011年9月21日

 ロック系の夏フェスが今や風物詩となり、アイドルでも…と昨年初めて開催された「TOKYO IDOL FESTIVAL」。
会場は品川ステラボールなどプリンスホテルエリアだったが、今年は節電のため、自家発電できるフジテレビ湾岸スタジオ一帯に。

 これはとても良かったと思う。
スタジオ内のメインステージはステラボールより狭いが、隣接する公園内や屋上にもステージが設けられて。
やっぱり野外は良い。
屋上の照りつける太陽は暑かったが、レインボーブリッジや観覧車が見渡せて開放感いっぱい。
アイドリング!!!2期生のライブでは、メンバーがホースを空に向けて客席へ放水し、ファンが濡れながら喜んでる場面もあったが、こういう光景も良いなぁと。

 参加したのはアイドリング!!!、ぱすぽ☆、SUPER☆GiRLS、東京女子流、風男塾といったメジャーどころから、地下アイドル、地方アイドルまで様々。
去年参加がなかった本家ハロー!プロジェクトから、真野恵里菜が出演したのもうれしかった。
逆に、昨年出演したももいろクローバーZは不参加。AKB48勢も出てない。

 総合プロデューサーでアイドリング!!!を手掛ける門澤清太氏は
「単独で武道館を埋めるAKBさんに声を掛けても“アホか”と言われますよ」
と笑ってたが、AKB抜きでもこれだけの大イベントが開けるのは、昨今のアイドルブームがあってのこと。
そして、会場に行くとファンの様変わりも感じる。

 アイドルファン=オタクとのイメージは、もはや実態とかけ離れている。
このフェスで開演1時間前から長い列を作っていたのも、普通の人というか、若いイケメン君も少なくない。
出る側?と思うようなかわいい女の子もいる。
AKB48ブームでアイドルがメジャーで ポピュラーな存在になった効果だろう。

 そしてアイドル側にも、この1年で大きな変化があったことを実感した。
(明日へ続く)

 
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