2011年9月20日
本当にどうでもいいことで申し訳ないんですが、昔つき合っていた女の子が稲垣潤一のファンで。
アルバムを「聴いて!」と渡されたりもした。
正直、自分的にはあまり響くものはなかった。
それが原因ではもちろんないけど、結局彼女とは別れることに。
最後に会ったのは夏。
その夏の終わり、1人で能登半島を回る旅に出た。
海岸沿いの国道を歩いていたら、どこかの店から稲垣潤一の「夏のクラクション」が流れてきた。
海沿いのカーブを君の白いクーペ/曲がれば夏も終わる――
何だか急に切なさがこみ上げてきた。
それからいくつも夏を迎えて、涼しくなり出した頃にいつも、この曲が頭の中で流れる。
跡切れた夢を揺り起こすように。…ちょっと美化してます。
でも今年の夏の終わりは、他の曲が頭に流れ続けた。
アイドリング!!!のバラード「Forever Remember」。
きっと覚えてる/たとえ一時でも/ふたりで過ごした夏が終わっても
新曲ではない。前から知っていた歌だ。
だが、8月末に「TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)」の野外ステージで聴き、胸に染みてしまった。
TIFの2日間の楽しかった思い出と共に。
TIFは去年に続き2回目の開催。
“アイドルの見本市”をうたい、メジャーからインディーズ、新鋭、地方アイドルまで計57組396人が参加した。
会場はお台場のフジテレビ湾岸スタジオ一帯のエリア。
8ステージ同時進行でアイドルが入れ代わり立ち代わり出演するのは、ロックの夏フェスにならっている。
2日間とても楽しかったのと同時に、アイドル界の現況も見えた。
(明日へ続く)

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