2011年9月15日
90年代中盤のチャイドルブームの中心だった吉野紗香。
中学生らしいピュアさが人気を呼んだ。
高校生世代のギャル化の反動で、世のアイドルファンが純粋さを中学生世代に求めたのと、うまくハマって。
だがハイティーンになると、キャラが変わり始める。
担当マネージャーが替わり、「アイドルっぽくしなくていい、と言われたので」と本人が話していたが、取材でも好き・嫌いなどをはっきり言うようになり、ぶっちゃけ発言が増えた。
毒吐きキャラ程度なら良かったが、挙げ句テレビで他のタレントについて「●●さんは整形している」「●●さんは乱交好き」などと吹聴。
放送ではカットされたが、その事務所に激怒され謹慎に。
おまけに男性アイドルとの朝帰りデートや喫煙写真が週刊誌に出たり。
雑誌インタビューで男性にフラれて号泣した経験を語っていた中で、「お父さんに『分かるよ。彼が初めての男だったんだね』と慰められたけど、泣きながら『初めてはもっと前!』と言ったら唖然とされた」などとも語っていた。
そりゃ、チャイドル時代にピュアなイメージからファンになった人も引く。
精神的に早く大人になるティーンエイジ・アイドル。
吉野紗香はその早熟さが悪い形で出てしまったように思う。
かと言って、ピュアだった彼女は作り物だったのかというと…。
(明日へ続く)

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