2011年9月9日
7月下旬という半端な時期にスタートした『ジウ』。内容はさておき、久しぶりにかわいい多部未華子が見られてうれしい。『デカワンコ』も良いけど、ドラマではコミカルや役の多い彼女が、今回は刑事ながら心やさしい女性を演じていて。
上司の警部補へほのかな想いを抱き、はにかむシーンも萌える。そこがメインのドラマではないが、もう一人のヒロイン黒木メイサが男まさりの戦闘派だけに、コントラストを付けてるのだろう。
それにしてもこのドラマ、毎回新聞のテレビ欄に載るサブタイトルがすごい。「脱げ!女刑事VS凶悪…密室15分!!体の交渉」「監禁された女刑事の白肌」「裸の女刑事・衝撃の告白!!」…。これだけ見てたら、どんなドラマかと。実際そこまで期待してると、拍子抜けしますよ、お兄さん。
あと、『イケパラ』の前田敦子の男装に関して、5年前のオリジナル版の堀北真希との比較がされるが、それよりあっちゃんが比べられるとイヤかもしれないのは、『桜蘭高校ホスト部』の川口春奈だろう。
深夜帯でイマイチ盛り上がってないが、本物の美少女が男装するとこんなにも凛々しいものかと、感動すらする。男性キャストをより強化してゴールデンタイムでやっていたら、どうなってたか。映画化されるそうで期待したい。
低調だった夏ドラマ、秋には盛り返せるだろうか。そろそろ川口春奈あたりの世代からニュースターが生まれて、引っ張って行かないと。
(終わり)
作者プロフィール戻る