2011年9月2日
YGAは吉本所属とはいえ、メンバーは基本、お笑いでなくアイドル志向。
花乃は昔から自分ではアイドルを目指しつつ、周りに「吉本に行け」と言われるキャラだったそうだが。
エース格の林沙奈恵は芸能コースのある学校に通っていて、先輩の勧めからメンバー募集に携帯で応募。
その写真には首から下しか写ってなかったらしい。
本人は「和歌山から東京に送った間に消えちゃったみたいで」とボケていたが、審査スタッフが「こいつは説教してやる」と2次審査に呼ばれたとか。
なので、YGAも最初はトークがイマイチだったが、メンバー3人1組のチームを組み、ライブで漫才風MCをすることに。
ネタも自分たちで考え、しかも毎回変えなくてはいけない。
だから彼女たちは、芸人ばりにネタ帳を持ち歩いてる。
取材ではこんな話も。
春日
「私と花乃さんと大溝しいなでチームですけど、花乃さんはネタを話し合おうとすると『夢の中で探してくる』って寝ちゃうんです!」
花乃
「考えたくないわけでなく、後輩2人を伸ばすために考えてもらおうと」
春日
「それで私と大溝が『ネタが面白くない』って泣きながらケンカしてると…」
花乃
「爆笑して見てました」
春日
「花乃さんのせいでケンカしてたのに!」
もはやどこまでネタで言ってるのか分からないが、本当にトークが向上した。
それはステージでも発揮されてる。
人気が高まりCDも連続TOP10入りと、アイドル戦国時代で存在感を示すようになった。
アイドルがネタ帳を持ち歩くとは大変な時代になったものだが、いろんなタイプのアイドルが出てくるのは、見てる分には楽しい。
そしてYGAの1stアルバムも発売。タイトルがまた『YGA BEST 1〜電撃!グイグイ少女〜』という。
どんな少女だ。
（終わり）
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