2011年8月16日
AKB48のエース・前田敦子の主演ドラマ『花ざかりの君たちへ』の視聴率1ケタ割れが続く。
第2話から6.0%→7.8→5.5→7.5。
裏のTBS日曜劇場『華和家の人々』も10数%で推移してるから、そっちに持って行かれてるわけでもない。
個人的にもこのドラマ、観るのが辛くなってきた。
男装の前田が魅力的に見えないうえ、なんかドタバタと話が進んで行き、引き込まれるポイントがない。ドタバタそのものを見せられてる感じというか。
5年前の堀北真希主演版では、ドタバタの中に男子高ならではの青春の息吹きが感じられ、そのうねりに男子として飛び込んで行く堀北に爽快感があったのだが…。
ところで、以前絶賛させたもらった前クールのドラマ『鈴木先生』がギャラクシー賞の6月度月間賞を受賞した。
視聴率でいえば平均2.16%と、低調な『イケパラ』のさらに3分の1以下。というより、21世紀のプライムタイムの連ドラで最低、ドラマ史上でもワースト2位の数字だそうだ。
だが、この月間賞は同クールの連ドラで唯一の受賞。20%越えの『JIN−仁−』も『マルモのおきて』も獲ってない。
そもそもギャラクシー賞って何? 評論家や大学教授、コラムニストらによる放送批評懇談会の会員から選ばれた推奨事業委員会が審査し、毎年優秀番組などを顕彰(お役所っぽいぞ)。
うちテレビ部門では毎月「月間賞」を贈っている。平たく言えば、玄人的な人たちが選ぶ賞ということ?
(明日へ続く)

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