NMB48の絶妙なメンバー構成(3/4) | Deview-デビュー
2011年8月5日

 平均年齢14歳と初々しいNMB48にあってキャプテンを務め、AKB48の選抜総選挙でも28位と唯一名を連ねた山本彩は、このグループでは年長組の18歳。
メンバーからは「さや姉」と呼ばれている。

 彼女はNMB48に入る以前、“スーパー女子中学生バンド”と銘打ったMAD CATZのギター&ヴォーカルとしてデビューしている。
加えて、高2のときに生徒会長を務めたりとまとめ役的な性格。
「頼られるのはうれしい。NMBは年下の子が多くて、自然とお姉ちゃんみたいな気持ちになります」という。
AKB48で言えば、高橋みなみと大島優子を合わせたような立ち位置を担っている。

 サポート役の最年長・山田菜々もNMB以前、ハロプロ関西のユニットSI☆NAのメンバーとして活動していた。
ちなみに、NYCの中山優馬の実姉。

 デビューシングル「絶滅黒髪少女」は清楚な和風美少女を歌った曲。
秋元康氏的にはもともと、ピュアリティを押し出すイメージがあったのだろう。
初々しい中学生メンバーを多数揃えつつ、軸には山本のようにキャリアとキャプテンシーのある人材を据えたのが、絶妙だったと思う。

 加えて、そうした清純イメージのグループでありつつ、山本と山田にいつもニコニコと愛らしい渡辺美優紀を加えたTOP3が、雑誌で見せた水着グラビアが衝撃的だった。
制服を脱いだ3人の、なんとグラマラスなこと!
 その辺のギャップというか、禁断な匂いが漂うのもNMBの隠し味だ。

 さらに、さすが大阪のグループ! と思わせるところもあって…。
(明日へ続く)

 
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