2011年8月4日
デビュー曲「絶滅黒髪少女」がオリコン1位となったNMB48。
AKB48の妹分として大阪・難波を拠点に作られたアイドルグループです。念のため。
1年前の今ごろは、オープニングメンバーのオーディションを受付中。
ダンスを習っていた渡辺美優紀や吉田朱里はそれぞれ、友達や先生からこのオーディションのことを聞き、応募書類を送った頃だった。
小笠原茉由は携帯でAKBのニュースを検索してたら「大阪にアイドルグループ誕生」と出ていて、ダンスなどの経験はなかったが応募した。
高3だった山田菜々は夏休みに早朝のコンビニと夜の居酒屋のバイトを掛け持ち中。
オーディションの待ち時間に1人で買い物に出かけ、閉店セールをしていた店で1着1000円の水着を2着買ったそうだが、「合格したら忙しくなって、着れずじまいでした」。
それがほんの1年前のこと。メンバーたちは「1年でこんなに生活が変わるなんて…」と口を揃える。
普通に中学生や高校生だった女の子たちが、1年も経たずオリコン1位アーティストとなったのだから、当然だろう。
そのNMB48は結成時の平均年齢が14歳。
最年長の山田でも18歳と、AKB48やSKE48と比べても抜群の若さ。
みんなピュアで、そしてかわいい。結成間もない頃の取材では、緊張しつつ「ハイっ!」と元気いっぱいに応える初々しさに、心が洗われる思いだった。
これはヤラれるなと。楽屋では余った弁当をじゃんけんで取り合ったりもしていた。
そんな中で大きいのは、キャプテンでセンターを張る山本彩の存在だ。
(明日へ続く)

戻る