2011年8月1日
ブームを起こしたグループでも、メンバーのソロ活動が成功するとは限らない。
おニャン子クラブ出身で、おニャン子時代以上に成功したのは、もともと芸能活動をしていた工藤静香を除けば、渡辺満里奈ぐらいか。
全盛期のモーニング娘。のOGも、矢口真里がバラエティで頑張ってる程度。
ブームとは一種の魔法。
キラキラして見えた宝石が、魔法が解けた途端に石ころだったと気づくことはある。
特にAKB48のような大人数グループで、選挙して1位、2位とか厳しい競争ではあるが、あくまでグループ内での争い。
ブームで独走してると見えにくいが、外にはもっとすごい才能がひしめいている。
前田敦子はもともと女優志望だった。
『Q10』のロボット役も良かった。
だが、5年前の堀北真希と比べると、やはり女優としてファン以外の視聴者も引きつける力は欠ける。
年齢的に次の卒業も噂される篠田麻里子は、女優としてはさらに適性が薄い気がする。
さっそうとしたスタイルでCM映えはするので、佐々木希のような存在を目指すのだろうか。
歌手志望の高橋みなみはグループ内では個性となる身長の低さが、ソロでやるにはやはりハンデ。
「努力は報われることを人生をかけて証明する」という彼女の言葉は信じるが…。
AKB48のメンバーがブームの後も生き残るには、今どうしたら良いのだろう?
(明日へ続く)

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