グループのメンバー増員の功罪(4/5) | Deview-デビュー
2011年7月25日

 1月から9期メンバー4人が加わったモーニング娘。だが、セールスは苦戦している。
新体制での第1弾「まじですかスカ!」はオリコン5位。
同じ週の1位はK−POPアイドルのKARA。
AKB48のお姉さんグループSDN48も3位と、新生モー娘。の上を行った。

 先月発売された「Only you」は4位。
ディリーでは同じ発売日だった新興のSUPER☆GiRLSの後塵を拝し、週間チャートで何とか1コ上に。
10期メンバー募集が発表されたのはこの発売前だが、9期加入が起爆剤になってないのを見て、さらなる燃料投下を図ったのか。

 ハロー!プロジェクトの切り札としてデビューしたスマイレージも、健闘はしているが、AKB48からの政権奪回にはとても至ってない。
同時期にメジャーデビューしたライバル・ももいろクローバーZにも、やや遅れを取っている。そこでやはり、新メンバーをカンフル剤にしようと?

 しかし、うまく行くだろうか? ファンの反応は好意的でない。
モー娘。には「まだ9期も浸透してないのに」、スマイレージには「増やす必然性が全くない」と。

 かつてモーニング娘。は5人でデビューして、すぐ3人増員したのに始まり、入れ替わりの多さが売りにもなった。
その中で後藤真希が加わり大ブレイクした。
しかし、今それが再現される可能性はあるだろうか?
(明日へ続く)

 
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