2011年7月22日
来年以降の活動休止を発表した、元モーニング娘。の後藤真希。
HPのコメントによれば、昨年母親が他界して「大きな支えを失った」ことが大きな要因のようだ。
1999年にモーニング娘。の3期メンバーオーディションに合格。
金髪の13歳として強烈なインパクトを発揮し、いきなりセンターに抜擢された「LOVEマシーン」が165万枚の大ヒット。
モーニング娘。の時代は事実上ここから幕を開けた。
以後、モー娘。のエースからソロ歌手として走り続ける裏で、実弟で元EE JUMPのユウキが窃盗で逮捕され、母親が亡くなり…。
彼女の精神的疲労の蓄積は大きかったはずだ。
女性誌でのセミヌード披露も何か痛々しい感じで。
先のAKB48選抜総選挙で、前田敦子の「私のことを嫌いでもAKB48は嫌いにならないでください」との発言が話題を呼んだ。
国民的アイドルグループのトップにかかる重圧が垣間見えて。同じ重圧は、元祖国民的アイドルのトップだったゴマキにもかかっていたはず。
しかも若干14歳の時から…。
本人はそのポジションを降りたつもりでも、栄光の大きさ故、ファンは“ゴマキ”を求め続ける。
「自分でない誰かのために生きてきた」というのは、そんな意味も含まれる気がする。
だから、もういい。ゆっくり休んでほしい。
彼女に対してはそう思う。
一方、1月から9期メンバーが加わったばかりのモーニング娘。が、早くも10期メンバーを募集した。
そして、スマイレージも新メンバーを入れる。
ここにはいまだゴマキの残像が落ちてるように感じる。
(明日へ続く)

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