イヤなヤツ役から花開いた2枚目俳優(4/5) | Deview-デビュー
2011年7月11日

 谷原章介が深夜バラエティ『ニューデザインパラダイス』で司会を務めたのは、2004年。
一人芝居で情報を紹介する役どころで、役者としての力も生かされた。

 一方、当時若手で司会をこなせる男性タレントといえばSMAPの中居正広ぐらい。
もう少し大人寄りで大御所でもない頃合いの男性司会者のポジションは空席だった。
そこに32歳だった谷原がハマった。

 『ニューデザインパラダイス』や『カミングアウト』で実績を積み、2007年からは土曜の人気番組『王様のブランチ』の司会に。
事務所の司会押し戦略がうまく当たって。

 そもそも谷原章介は役者としても、いい意味で空席をうまく狙い、成功してきた印象がある。
彼は『メンズノンノ』のモデル出身。俳優デビュー作は95年の映画『花より男子』だった。

 そう。神尾葉子の少女マンガが原作で、後にドラマ版が大ヒットしたアレ。
谷原はドラマで松本潤が演じた道明寺司役。
ちなみに、井上真央が演じたヒロインの牧野つくしは、映画では内田有紀が演じていた。

 美形男子グループF4のリーダー役にふさわしいイケメンぶりで、華々しくデビュー。
だが、その後は低迷期が続く。
(明日へ続く)

 
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