イヤなヤツ役から花開いた2枚目俳優(1/5) | Deview-デビュー
2011年7月6日

 以前「アイドルグループのNo.2は女優で大成?」というテーマで書かせてもらった際、ありがたいことに読者の方からメールをいただいた。

「キャンディーズは深く知りませんが、田中好子さんの『家なき子』のお母さん役はほんと名演だったと思います。

あとどんな方が紹介されるかワクワクしますが、元CoCoの三浦理恵子さんがNo.2だったかな? 元ribbonの永作博美さんも好きな女優さんです」
ご期待の名前が挙げられず、すいません。でも、三浦理恵子はCoCoのNo.1でした。

というか、冬の時代と言われた90年代前半のアイドル界全体を支えていた存在。
そんな彼女が興味深いのは、女優としては脇役に徹し続けていること。  最近だと『美しい隣人』の仲間由紀恵や壇れいの友達の主婦とか、常に準主役にも至らない4・5番手。

さほど重要でない役だが、その分飽きられることもなく、出演は途切れない。
ぶっちゃけ低視聴率でも、主役と違って責任は問われない。

ある意味ナイス・ポジション。アイドルとしてトップに立ってもヘンにプライドを持たず(?)、うまく切り替えたのが長続きの秘訣だろう。

 永作博美もribbonのNo.1だったが、ribbon自体がCoCoに次ぐNo.2だった感じ。
彼女は本当にいい女優になりましたね。童顔でアイドルらしさは残しつつ、際どい役にも果敢に挑んで。

そして、アイドルグループのNo.1から女優として最大に成功したのは、元東京パフォーマンスドールの篠原涼子か。

 などと書き出しつつ、別の話に行きます。(明日へ続く)

 
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