AKB48選抜総選挙に見たアイドルの想い(2/5) | Deview-デビュー
2011年6月22日

 AKB48の選抜総選挙では、21位までの選抜、40位までのアンダーガールズに入ったメンバーたちが1人ずつ、コメントをしていく。

選ばれてうれし泣き、去年より下がって悔し泣きと、ほとんどのメンバーが涙を流したり声を詰まらせていた。

 そんな中で17位に入ったのが秋元才加。

男前キャラだけに、去年もおととしも「どんな順位でも受け止める」と、背筋を伸ばしてキッパリと話していた。

だが今年は、“お泊り騒動”とチームKキャプテン辞任も経ての、去年と同順位。

「ファンの皆さんに心配をかけてしまったので…」と涙ぐんでいた。

 反対だったのが、5位の渡辺麻友。

去年は同じ5位ながら、前年の4位より順位を落とし「本当に悔しいです」と泣きじゃくりながらのスピーチだった。そんなに負けず嫌いだったのか…と思わせるぐらいに。

 それが今年はとにかく笑顔。

「皆さんの声はちゃんと耳に届き、心に響いてます」と感謝から始めて、「でも順位はただの数字。私は左右されません」とサラリ。武道館の客席から「オーッ!」と歓声が。

去年は1位下げて泣いてたのに、何とさわやかな。

 そして最後は「これからも皆さんを信じて決めた道を歩いて行きます。皆さんも私を信じてください」とファンに呼び掛けて拍手を浴びるという、百点満点なスピーチだった。17歳のまゆゆの人間的な成長を感じた。

 いずれにしても全員が感謝や決意を口にした中、意外なことから話し始めたのが、2位の大島優子だった。
(明日へ続く)


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