2011年6月13日
以前、ある人気アイドルグループのカレンダーが撮影されたときの話。
“人気グループ”と言っても、事実上は1人のメンバー(仮にA子とする)が突出。グループのカレンダーと同時にA子のソロカレンダーも出すため、平行して撮影することに。
グループ全体のカットと別に、A子1人だけのカットをほぼ同じ分量撮る。
そのうえ、カメラマンには「A子ソロのカレンダーも撮ってることを、他のメンバーに気づかれないように」と、ムチャ振りに近い注文がされたという。
グループカレンダー用のソロカットを抑えつつ、「A子ちゃんのときは風が強くて髪が乱れてたから、もう1回!」などとごまかしたりしながら、何とか撮り切ったそうだ。
この話を聞いて思ったのは、A子の人気がズバ抜けてるのは明白だからソロを出すのも当然。
他のメンバーが知ったところで、納得されるだろうと。
だがスタッフに聞くと、メンバーは全員、自分とA子を同格と思っているそう。
“ひいき”があると、ムクれたりされるのだとか。女の子グループは難しい。
話は飛ぶが、5月に55歳で他界した田中好子さんはキャンディーズ時代、当初はセンター。
途中で伊藤蘭さんと交替した経歴がある。
(明日へ続く)

戻る