2011年5月10日
4月クールの連ドラ、初回視聴率は『JIN−仁−』が23.7%とダントツだった。最終回で25.3%を記録しつつ謎を残したまま終わった作品の完結編だけに、順当なところ。
原作マンガは1期放送後に最終回を迎え、包帯男や胎児状の腫瘍など、謎はひと通り解明された(ちょっとムリヤリに)。ちなみに原作では、最終的に仁は現代に戻った。
ドラマではどう描かれていくか。
同じく続編モノの『BOSS』も16.3%と好調な滑り出し。11時台からゴールデンに昇格した『ハガネの女』は初回2時間スペシャルで放送。12.7%だった。
どこも続編頼みかよ、とも思うが、当たり前だけど続編も最初から続編だったわけでない。今回のクールで続編が期待されるほどのヒットが生まれるかどうか。
ところで今期、もう1コ続編モノがある。深夜枠だが、AKB48メンバー総出演ドラマ『マジすか学園2』。もともと全員がヤンキーに扮することで意表を突いたが、役柄と本人は微妙にリンクしていた。前田敦子、大島優子は役名も同じで、ギャル系の板野友美は“シブヤ”、腹黒と言われる柏木由紀は“ブラック”など、多くのメンバーのキャラや趣味などがまんま役名に。
松井玲奈は“ゲキカラ”、仲谷明音は“アニメ”、片山陽加は“昭和”。「ウナギイヌ似」とも言われる北原里英の“ウナギ”は笑えた。
そして、グループ内でのポジションも、リアルにストーリーに反映されていて。
(明日へ続く)

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