自粛ムードの中で行われたライブ(3/5) | Deview-デビュー
2011年4月28日

 今年1月、デビュー15年にしてアルバム『You can’t catch me』が初のオリコン1位となった坂本真綾。アニメ『黒執事』のシエルや『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』のマリなど声優としても知られている。

 声優アーティストのオリコン1位は、水樹奈々に次いで2人目。

この2トップとも言える2人、共に80年の早生まれと同学年だが、音楽性はある意味正反対で、いずれ比較論なども書いてみたい。

 それはともかく、彼女は3月5日から計10公演の全国ツアー中だった。震災当日の11日は福岡で歌っていたが、続く札幌、仙台での公演は延期。さらに名古屋、大阪、そして電力不足が叫ばれる東京での公演が予定されていた。どうするのか?

 公式HPから引用すると、彼女は「たくさんたくさんたくさん考えた末に」ライブを行うことを決めた。東京(中野サンプラザ)では、ステージ機材の電源を電力車で供給することにして。以下、少し長くなるが引用(一部中略)を続ける。

「被災地ではみんなで冗談を言ったりしながら必死で乗り越えようとしてると聞きます。無事でいる私たちが悲しい顔をしてるなんて、なんて情けないことでしょうか」

「被災地をサポートする側は元気でいなければなりません。誰かを励ましたり支援するためにはでっかいエネルギーが必要なんです」

「楽しむことと、ふざけることは違います。一生懸命に笑い、食べ、生きる。被災地の環境が整うまで彼らの分まできっちり働くことも支援だと思うのです」

 そんな想いで臨んだサンプラザ公演、どんなライブになったか。
(明日へ続く)


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