2011年4月26日
ワイドショーで“震災で避難所生活を送る子供たち”みたいなレポートをやっていて、観るとはなしに眺めてたら、マイクを向けられた中学生の中に1人、すごくかわいい女の子がいた。
どこ観てんだよ、って話だが、何を言いたいかというと、「全日本国民的美少女コンテスト」が中止になった件である。
米倉涼子、上戸彩、福田沙紀に最近の上昇率No.1の武井咲など、多くの人気女優を輩出してきたオーディション。
オスカープロモーション主催で1987年に第1回が行われ、今年は2年ぶりの開催を発表。4月から応募受付、8月に本選の予定だったが、震災が起こり「各方面への深刻な影響、および社会情勢を鑑み」中止が決定された。「全国の皆さんに笑顔で参加してもらうことが目的でもあるので」との話だった。
確かに被災地の少女たちは今、オーディションどころの状況、心境ではないかもしれない。けど、仮にあのワイドショーの美少女が避難所から応募してグランプリにでもなったら、本人はもちろん、周りの人にどれだけ明るいニュースとなることか。
この「美少女コンテスト」に限らず、震災以来、多くのライブ、演劇、イベントが中止になった。首都圏でも余震や混乱が残った直後のみならず、自粛ムードの中、4月以降のイベントが早々に中止と発表されたりも。この風潮、どうなんだろうか?
(明日へ続く)

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