2011年4月1日
スカウトのみの新人発掘で、小規模ながら有力事務所となったスウィートパワー。
堀北、メイサ、奈央、美玲、ななみと輩出してきた間に、たとえば大手事務所ホリプロが毎年大々的に開催するタレントスカウトキャラバンからデビューしたのは、緑友利恵、石橋杏奈、足立梨花、高良光莉、桃瀬美咲、小島瑠璃子…といった顔ぶれ。
現時点では主役の多さなどで、スウィートパワーのスカウト出身勢に軍配が上がる。
そう言えば、堀北主演の『白夜行』で、緑は彼女の友達役だった。
毎年全国から何万人ものタレント志望者が応募するスカウトキャラバン。
スタッフも直接の担当者だけで10数人。地方予選からかける予算も相当だろう。
一方、数人のスタッフで、自ら芸能界の門を叩こうとはしてなかった逸材を地道に発掘してきたスウィートパワー。
どちらが効率いいのか分からないし、効率で割り切れる話でもないが、やり方次第で中小企業が大手と渡り合えるのが、スタッフ的な芸能界の面白さだろう。
そのスウィートパワーが現在推す新人が竹富聖花。
“日本一美しい女の子”を決めようと、「ヤングジャンプ」と「週刊プレイボーイ」で行った『グラビアJAPAN2010』のグランプリ。
一方、15歳にして「Ray」モデルも務め、『ヘブンズ・フラワー』でドラマにも初出演。
本当にきれいな子で、またすごい美少女を見つけたな…と思ったが、彼女はスウィートパワーには珍しく、スカウトされたのではない。
自ら事務所に応募したのだった。
(明日へ続く)

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