美人過ぎるとブレイクしない?(2/5) | Deview-デビュー
2011年3月2日

10代の頃から活躍してきて、カワイイでなくキレイ系の美人女優の系譜というと、中山美穂、常盤貴子、柴咲コウに、最近では黒木メイサといったところ。

 彼女たちは“美人”のポジションを一手に引き受けてきた。

大和ハウスのCMで役所広司が、ダイワウーマンになって欲しい女優として「黒木メイサとか、黒木メイサとか…」と繰り返すのが象徴的。

誰もが納得する美女として、必ず名前が挙がる存在。

 逆に言えば、芸能界で美人系のイスは意外と少ない。

かわいい系は多いのに。日本の男性の好みなのだろう。

特に10代のうちから“かわいい”でなく美人だと、「きれいだね」と称賛されつつ、なぜか大ブレイクしにくい。

 たとえば加藤夏希。

中学生の頃から仕事を始め、17歳のときは今の武井咲に勝るとも劣らない、まばゆいほど美しい少女だった。

丸井の水着キャンペーンのポスターなど、街で何度見とれてしまったことか。

 その後もバラエティを含めコンスタントに活躍は続け、現在に至るものの、あの美しさと比例する存在にはなっていない。栗山千明、香椎由宇などもそうだ。

 それでも彼女たちは健闘してるほう。

岩佐真悠子、小松彩夏、水谷妃里、安藤希…10代の頃の美しさは超A級だったのに。

岩佐らはまだ現役で逆転もあり得るが、安藤はすでに結婚してお母さん。

 芸能界は見た目がすべてではないという証でもありつつ、「美人は3日で飽きる」が当たってる面もある。
(明日へ続く)


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