審査員として見たオーディション(2/6) | Deview-デビュー
2011年1月28日

 ご当地アイドルNo.1決定戦として開催された「U.M.U AWARD」。出場するアイドルは、主催者のホリプロが調査のうえ選定した。青森のりんご娘、新潟のNegiccoなど9組が決定。

残り1組を、一般公募も含めた20組から前日に予選会「JUMP UP!!」で決める。

 このオーディションライブの審査員を、両日ともやらせてもらうことになった。今までオーディションは数多く取材してきたが、審査員の立場で見るのは初めてだ。

 取材してきたオーディションだと、審査員席には映画監督やプロデューサー、タレントなどが並んでたが、「JUMP UP!!」では主催するホリプロとTOKYO MXのスタッフ、ナムコの社員、そして、この無名ライター…他の方には悪いが、地味っ。

 それも地方アイドルの大会の予選というB級感に合ってるとも言えるが、司会のものまねタレント、ホリさん(キムタクなどのネタでお馴染み)に「審査員の皆さんをご紹介します!」とステージに呼び込まれたのは、正直「ちょ待てよ」の心境だった。

客席から"誰だお前は?"の声なきツッコミが、ニコニコ動画のコメントのように流れてる気が。

 ちなみに、会場の銀河劇場の1階(516席)はほぼ満員だった。

出場者のご家族もいたのだろうが、ライブ中に分かったのは、札幌や高知などそれぞれの地元からファンがわざわざ東京に駆け付けていた。

 そして審査開始。観客目線だと地方アイドルたちのパフォーマンスは楽しかったが、審査の難しさを実感することになった。
(明日へ続く)


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