アイドルファンとプロレスファンがカブる理由(3/5) | Deview-デビュー
2011年1月24日

 現在プロレス人気は下火だ。地上波のテレビ中継は新日本プロレスが深夜の30分枠で細々と続けてるのみ。  凋落の一因は元新日レフリーのミスター高橋が書いた『すべてのプロレスはショーである』という暴露本。

試合のストーリー作りなどの裏舞台を関係者が白日のものとした衝撃は大きく、真剣勝負志向のファンは大量にPRIDEなど総合格闘技に流れた。

 一方、かつては現在のAKB48以上の国民的アイドルだったモーニング娘。は、ワイドショーネタが相次ぎファン離れを決定付けた。

矢口真里、藤本美貴とリーダーが熱愛発覚で脱退、加護亜依の喫煙騒動、辻希美のデキ婚…。

未成年の喫煙はともかく、恋愛や結婚はおめでたい話ながら、ファンの疑似恋愛の対象であるアイドルにはいわば職務規定違反。

 もちろんプロレスが真剣勝負でないことも、アイドルだって恋愛することも、ファンは分かっている。

だけど"それを言っちゃあオシマイ"の世界。

妄想の余地が1%あれば良かったのが、0になるのでは大違いだ。

 お子ちゃまイメージだった加護はタバコもさることながら、喫煙現場で「最近はCDが売れなくてコンサートをたくさんやって稼ぐしかないんだよね」と話してたとの記事が、生々しくて反感を買った。

コンサートに来るファンをただの金ヅルと思ってたのかよ。まあ、本音なんだろうけど。

 そうこうある中、「芸能活動のマネージメント=プロレスだと思う」と語る関係者がいる。いま注目のあのアイドルのチーフマネージャーだ。
(明日へ続く)


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