アイドルファンとプロレスファンがカブる理由(1/5) | Deview-デビュー
2011年1月21日

 アイドル戦国時代に、サザンオールスターズ、福山雅治、上野樹里らが所属する大手プロダクションのアミューズから参戦したさくら学院。"成長期限定ユニット"ということで、小等部と中等部の計10人が所属する。

最年少は11歳。1999年生まれ!

 12月に初の単独イベントが横浜赤レンガ倉庫で行われた。学校生活がテーマのユニットだけに「さくら学院祭」と銘打ち、歌あり、芝居あり、笑いありの文化祭ノリで。

 最年長14歳でミスセブンティーン2010の三吉彩花は168pの長身。一方、11歳の水野由結(ゆい)、菊地最愛(もあ)は130p弱。3歳違いながら40p近く差があるデコボコ感も成長期ならでは。

チビッコ2人もすぐ伸びるだろう。

 その2人もキビキビした動きでしっかり踊り、見ていて気持ちいい。8月に初出演したイベントでは1曲披露しただけだったが、4ヵ月で格段にレベルアップしていた。逆に言えば、AKB48を頂点とするこの戦国時代、これぐらいやれなければ参戦資格はない。

 イベント中、客席の前のほうにいたファンが腕を天井に突き出し「もあちゃ〜ん、愛してま〜す!」と絶叫した。一緒に取材で来ていた女性は「11歳の子に"愛してます"って…」と引いていた。

 でもこれ、分かる人は分かる通り、新日本プロレスの棚橋弘至がリングでやるキメ台詞をマネたもの。なぜか昔からアイドルファンにはプロレスファンが多い。
(明日へ続く)


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