2011年1月7日
「週プレ」のインタビューで自らのアイドル時代について「カメラが来たら反射神経で勝手に口角が上がる。それが自分で怖くなりました」などと発言した松浦亜弥。
"あやや"のことを"あのひと"と別人格のように称して、「衝撃発言」とする向きもあったが、アイドルとして普通のことだと思う。
16やそこらで、そこまで自分を客観視してセルフプロデュースする能力があったからこそ、松浦亜弥はトップアイドルの座に立てた。とはいえ、アイドルを一生は続けられない。
たいていはアイドルとしての終わりイコール、芸能人としての終わりとなる。うまく女優へシフトできれば、脱アイドルは成功する。元東京パフォーマンスドールの篠原涼子や元ribbonの永作博美、桜っ子クラブさくら組としてデビューした菅野美穂らのように。
あるいはバラエティに活路を見出すか。全盛期のモーニング娘。メンバーで今最も成功してるのは、エースだった安倍なつみや後藤真希ではなく、矢口真里や辻希美だ。
しかし、アイドル歌手から大人の歌手という道は険しい。売れたアイドルほど、そのイメージの払拭に苦しむ。そういう意味では、何だカンだ言われつつも松田聖子は怪物的な生命力を持ってると思うが。"あやや"でない松浦亜弥もあえて、このけもの道を進もうとしているようだ。
最後にまた余談。先日℃-uteの取材でアップフロントに行った。事務所で他のタレントを見かけることはあるが、それにしてもこの日はたくさん見た。飯田圭織、辻希美、真野恵里菜、道重さゆみ、Berryz工房、藤本美貴…。あややは残念ながら見かけず。
聞くとスタッフも含め、一斉にインフルエンザの予防接種を受ける日だったとか。
皆さんも風邪にお気をつけください。
(終わり)

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