アイドル時代を終えた松浦亜弥の今(1/5) | Deview-デビュー
2010年12月27日

 前々回触れた『SPEC』の7話に、真野恵里菜がゲスト出演した。

人の心を読むスペックを持つギャル占い師の役。

これまでBSドラマや舞台、映画で主役含め女優活動も多い彼女だが、意外にも地上波ドラマは初出演。

 かわいい仕草で当麻や瀬文の心を読みつつ、「私には勝てない」と強気にうそぶくキャラは、過去のスペックホルダーと比べてもインパクトがあった。

拉致した予知能力者が心を読まれないよう「ポニーテールとシュシュ」の詞をお経のように唱えると「AKBかよ! ハロプロにしろよ!」という台詞は笑ったが。

 客観的に見て、まのえりは本当にかわいい。生まれついての美少女。ビジュアル勝負ならAKB勢も渡辺麻友以外、歯が立たないのでは。清楚なたたずまいも好感度が高くて。しかし現実に、まのえり人気はグループとしてのAKB48には遠く及ばない。

 アイドル戦国時代と言われつつ、出てくるのはグループばかり。メジャーどころでは唯一のソロとしてまのえりは健闘しているが、現状ソロアイドルはハンデを背負っている。

 おニャン子クラブ時代の昔から、グループアイドルが好きな層は存在した。今は"推しメン"と言うが、大勢のメンバーから「僕はA子」「俺はB子」とお気に入りを見つける楽しさは変わらない。ただ現在は、グループであることが、より大人たちの"ビジネス"と結び付いている。
(明日へ続く)


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