2010年12月16日
AKB48が日本武道館で行ったじゃんけん大会に優勝し、新曲「チャンスの神様」で初選抜にてセンターの座を射止めた内田眞由美。
普段も運が良いかと思いきや、「悪いです。鳥のフンが頭に落ちてきたことが3回あるし」という。
「チャンスの神様」には"まわりの友は一人また一人 夢に続く階段上って行ったよ"というフレーズがある。
内田も5期生としてAKB48入りしたものの、同期の宮崎美穂、指原、北原らより公演デビューが遅れ、2年半もの間、研究生のままだった。
ようやくチームKに昇格したのは昨年夏。
そんなポジションではありつつ、今年5月の公演では、選抜総選挙で1位になる大島優子の傍らで「センターに立ちたい!」と宣言した。
その時はファンでさえ実現する話とは思ってなかっただろう。
正直むしろ失笑もの。
だが、じゃんけんの結果とはいえ、彼女は本当にセンターの座をたぐり寄せた。
これはただの運なのだろうか?
じゃんけん選抜上位には彼女以外にも、初選抜のメンバーが多い。
唯一の常連である小嶋陽菜は「自分が引っ張らなきゃ…という気持ちはあるんですけど、実際その場になると難しくて」と苦笑いしつつ、「でも、うっちー(内田)が引っ張ってくれてます。いつもたかみな(高橋みなみ)がやるみたいに、みんなに声を掛けて」と話していた。
16歳の内田眞由美がこれを機に、同学年の渡辺麻友らと並ぶ人気者になれるかは、AKB48ブームがどこまで続くかのカギを握る。
(終わり)
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