AKB48じゃんけん選抜の目論見(4/5) | Deview-デビュー
2010年12月15日

 向かうところ敵なし、何をやっても当たるAKB48だが、死角はないか?

 主力メンバーのうち、24歳の篠田麻里子を始め、小嶋陽菜、大島優子はすでに20歳を越えている。

来年には前田敦子、板野友美、高橋みなみ、柏木由紀らも20歳になる。

 そしてトップランクの人気者というと、チームBの渡辺麻友以降は出てきてない。

キャラ立ちしてブログも面白い指原莉乃や、ビジュアルのいい北原里英、高城亜樹あたりも注目度が上がってはいるが…。

 そんな中、運がすべての"じゃんけん大会"で選抜メンバーを決めた19thシングル「チャンスの順番」が発売された。

優勝してセンターの座を射止めたのは内田眞由美。

センターどころか選抜入りも今回が初めて。

 じゃんけん大会翌日から、前日までまったくスケジュールになかった撮影の仕事が立て続けに入り「生活が変わりました」という。

今もまさに相次ぐテレビ出演や雑誌取材と、人生初の怒涛の日々を過ごしている。

 じゃんけんから生まれたシンデレラ。

人気の結果1位になるのでなく、まず"この子が1位"と宣言してから本物の1位にしていく。

なかなか現れない新たな主力を生むべくAKB48で取られた手法は、グラビア界で南明奈が売り出されたやり方と通じる。

果たして内田はこの流れに乗れるか。

とりあえず彼女の人生にドラマはある。
(明日へ続く)


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